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ヨーロッパの排出基準「EURO7 」、なんとバッテリーの耐久性についても規定されそうな勢い

 
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みなさんこんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、世は電動化なわけで、これはパリ協定で確実なものとなっています。
2035年のゼロエミッション決定もその一つ。
そしてその柱になるのが欧州の排出規制でしょう。
その排出規制はEURO7が非常に厳しくなると言われ、
またそれ以降も規制が厳しくなると言う話で欧州自動車メーカーは電気自動車シフトが決まったわけで。
つまり、内燃機でそれらをクリアはできるけど、開発やコストを考えると電気自動車以上に高くなる、だから電気自動車でいいじゃないか?・・です。
2050年カーボンニュートラルという目標が世界の主要国で決まっており、再生可能エネルギーをどんどん増やす流れも既定路線となっていますので尚更ですよね。
つまりこれは欧州メーカーもてんやわんやな話題であり、決して日本自動車メーカーを貶めようというわけでなく、そもそも日本自動車メーカーのシェアはわずかです。
具体的にいうとヨーロッパ全部まとめて日本での販売台数の半分以下です。
その5%前後を潰す意味なんてないですわな。
むしろ、それどころではなく。
でも強烈に技術革新を求められているのは間違いないことなんでしょう。
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で、その欧州委員会が検討中のEURO7ですが、少し前のブログでタイヤやブレーキダストも対象になりそう・・と書きました。
これの詳細ですが、ブレーキの摩耗は7mg/km、2035年からは3mg/kmとなるとのこと。
もうアフターパーツメーカーのブレーキパッドはあかんのか?・・と思うような内容ですが、
このレベルで提案されているらしいです。
ますます回生ブレーキが重要になってきますよね。
そしてこの提案の中に電気自動車のバッテリーの耐久性についても検討されているとのこと。
これがなんともエグい。
・5年または10万キロ後、元の80%の容量を下回ってはいけない
・8年または16万キロ後、元の70%の容量を下回ってはいけない
これをメーカーが決めるなら「あ、そーですか」な話ですが、
規制で決められると不用意な電気自動車は作れなくなるということに。
基本的にバッテリーはバッテリーメーカーの仕事と言えますが、
よりその数値の正確性を求められるということは、テーブルテストだけでなく
フィールドテストなどでも検証が必要となるわけで。
EURO7は2025年から適用ですが、残り3年ですよね?
つまり、パリ協定云々が言われた2016年ごろにバッテリーの開発が終了しているメーカーは今頃はその結果が確実に出ていると言うことになります。
逆に今から取り組んでいるとすれば、間に合わないということにもなりかねません。
バッテリーに促進試験があるかどうかは不明ですが、実車では促進もへったくれもないので、
結局は見切り発車をしないといけなくなるわけで。
で、保険をかけて充電回数の制限とか・・
ん?どっかで聞いたような話。
さて、いろいろとハードルが高くなっていくように感じますが、欧州がこれをやると北米でも加州あたりが追従、そして加州に追従するその他の州でも・・と考えられます。
なにせパリ協定の目標がありますからね。
で、そこまでいくと日本も・・
ここまでは読めますね。
まだまだ騒動が続きそうな気がします。
本日はここまで。
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