わたしのA4、オートエアコンの自動での吹き出し口調整時にパキパキ音が不定期に鳴っていました。
あと運転席リアドアのタッチセンサーが鈍かったり。
で、一週間ほど入庫していました。
代車はA4 セダン 2.0TFSI(FF)のSライン。
で、乗り出した途端奥さんが文句を言ってました。
「のりごごち悪い」って。
少し前のスポーツパッケージ+RE050よりはましだと思いつつ、改めてなんでかを確認してみた。
結論。
アウディは初期の減衰力の部分で速い入力に対して動きが鈍いんですよ。
大きいうねりとかはいいんだけど、段差とか瞬間的にドンっと入る入力に突っ張る感じ。
これはストローク中も同じである程度沈み込んでる途中でドンっと入っても受けきれずに突っ張ります。
それでもってバネレートも少し高いんでしょうね。
私の現A4は乗りごごち対策でバネをKWコイルオーバーに組み替えてますので、バネが柔らかい分だけ多少改善されてますが、ダンパーはそのままなのでその特性は変わらず強い入力にはゴン!ときます。
※底突きではない。
でも高速などでは上下動が残るんですよね~。
根本的にはマシになってるので気にしないようにしてましたが、そう言う事です。
根本の問題点はダンパーの仕様。速い入力に突っ張っる割にストロークがゆっくり入るよう動きにはやわすぎるような感じ。
個人的には縮みはスッと入って奥で粘り、伸び側は粘ったほうが好きです。特にリアは。
ホイールベースが長いのもそういう動きの原因なんでしょうけど。
そんな組み合わせなんでロールは大きめ。スタビもう少し強めでもいいと思ったり。
で、オチからいうとベンツの足ってノーマルですっごい良く出来てます。
すごく仕事するんですよ。
w245とかはちょっと棒立ちっぽい動きもありますが、普通に乗るなら申し分無し・・
というかその構造で良くこの乗りごごち(汗)ってくらいいい。
w246 / w176ではリアサスの構造が大きく変わりマルチリンクになり、これまた良く動きます。
AやBはランフラットを履きますのでその分ネガな印象がつきますが、基本はすごく良く出来た足だと思います。
Cクラス以上は言う必要はないかと。
ランフラットタイヤってどうしても重たく硬くなるので瞬間的な入力(荒れた道や段差)などではババンっとショックが入っちゃうんですよね。
それはBMWでも一緒。
乗り越えれない壁ですわ。
アウディがベンツ・BMWと大きく違うのはこの足の味付けかもしれません。
理由としては4駆を優先した設計の結果かもしれませんね。
わかりませんけど(笑
しかし不思議なもんだ。ただのストラットなのに・・