みなさん こんにちわ。
さて、自動車といえばリコールがありますよね。
リコールとは設計・製造過程に問題があったために、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度です。
もっと砕いて書きますとリコールは道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うことをいいます。
それとは別に改善対策改善対策というのもあります。
これはリコールと異なり、道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な改善措置を行うことをいいます。
さらにサービスキャンペーンがあります。
これはリコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。
たまにエアコンが故障みたいなのが何故リコールにならない?!・・みたいなのを見たりしますが、それはシンプルに保安基準の対象ではないので。
自動車の走行路に怪我もしなきゃ命に直接関わらないのでその手は関係ないということです。
もっとわかりやすく言うと、「命を落とす可能性がある」事象でないとリコールにはならないということです。
なのでパワーウインドーのスイッチが壊れてもリコールにはなりません。
ただ、スイッチの絶縁不良などで火災になるならリコールになります。
エアコンが走行中に効かなくなっても窓を開けるとか対策できますが、走行中に火災が起きたらあかんでしょ?・・ということです。
このあたりも理解しておく必要が自動車の運行者には求められることだと思うんですが、実際知らない人は多いですよね。
そんなリコールで面白いのをみました。
アウディが3月末に出したリコールです。
場所はリアサスのロアアーム。
これがまた面白いんですが、このナットで昨年リコールが出ていました。
不具合件数は「0」ですが、ナットの材が不適で腐食割れが早期に出る可能性があったらしいです。
で、今回のリコールはこのナット交換後にアライメントが狂った!・・というケースがあったらしい。
不具合件数「1件」
書き方としては作業指示が不適切でアライメント調整されておらず、最悪タイヤが異常磨耗する・・と。
基本リアが明後日向くと車は斜めに走るので、そっちのほうが大変だと思うんですが(笑)、
この1件はよほど顕著にそれが出たんでしょうね。
知らんけど。
そしてその対象は・・
MLB、つまり縦置きエンジン車が広〜く対象になっていますね。
これ、サス交換している人とか揉めそうな予感が(笑
そんな感じですが、リコールしたらそれが元でさらにリコールになったでござる・・な展開です。
たかがナット、されどナットですよねぇ。
作業手順に問題があったのか、それともやらかした人がいたのか・・
でもアウディのリアのトー調整ってトーコントロールアームでやるんじゃなかったっけ?ロアアームのナット交換だけで動いたっけ?・・とか思ったり。
今日はここまで。
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