みなさん こんにちわ。
世の流れは電気自動車です。
その大きな流れを作ったのはパリ協定ですが、
それに合意する国が2050年カーボンニュートラルを目指していくので、
この流れは変わりません。
こと乗用車については、車の理想的な形になり、
コントロール性があがり事故率も減るということも十分に考えられますし、
メーカーは点数と工数が減ることで少子高齢化にも対応でき、
そして高利益を目指すことができます。
・・が、いかんせん今は過渡期。いろんなことがおきますよね。
でもそれも時間とともにいろいろと解決していくわけで。
テスラの極寒充電の件も。
ということで、本日は雑感です。
ここ数日でシカゴのマイナス30度で動けなくなったテスラの話題が目につくことでしょう。
これで電気自動車はダメという声と、例の如く凍死みたいにいうアホがいるわけで。
でも考えてみてください。
これ、テスラでも一部です。
自宅充電の方はそういう目にあってません。
今回のケースは自宅充電じゃない人や空港などで長時間停めていてセントリーなどでバッテリーが減った方が、
結果的にプレコン(バッテリーの温度調整)ができなくて充電時間がすごくかかったり、
またプレコンで電気が減って待っている間に電欠になったり、中には12Vバッテリーがダメになったケースも。
そして前提はマイナス30度。
すごい極端な環境なんですよね。
これ、内燃機でも始動不良やバッテリーの突然死でセルすら回らんケースが出ても不思議ではない感じの気温なわけですが、
それらのコメントはそういうのを加味していません。
そして他の自動車メーカーのBEVについては得に問題があるような報道はなく。
この報道の重要な点は、スーパーチャージャーの動作不良がおきたことがそもそもの原因です。
そのスーパーチャージャーの動作不良がなければ、これらの話題になった充電する場所で文鎮化・・は防げたケースが多いと思われ。
これはもちろん今後の課題といえますが、これ、日本ではほぼ関係ないんですよね。
なぜならば、そんな極寒になる箇所のほうが少ないから(笑
なので、そういうケースがあった・・というのを知っておく必要はありますが、
だからダメ・・というのは早計なわけで。
これ、極論で軽自動車が1000km走れないからダメ・・というような考え方と同じですからね。
そんな感じですが、なんやかんやでテスラは対応してくると思いますよ。
まぁ、ユーザーの車の管理による原因はどれだけ対応できるかは知りませんが。
で、そんな反BEVの声のオチで多いのは「だからハイブリットがいいんだ」と言う声。
しかもこのハイブリットはトヨタ限定です。
そのトヨタ、協力会社という平たく言うと下請けで何かあれば乗り込んでトヨタ式改善をさせる・・という話は有名ですよね。
で、そのトヨタの子会社がダイハツです。
そのダイハツの話題ではなぜか「トヨタとは別会社」「ダイハツが勝手にやった」みたいな話があります。
普通、子会社化したら親会社のコンプラが押し付けられ、親会社カラーにどんどん染まっていきます。
もちろん役員はトヨタの人間。
子会社でもない下請けに乗り込んでいくトヨタが、ダイハツのやり方についても根掘り葉掘り変えていった・・というのはあって当然なわけで。
これがなぜ「トヨタは被害者」的な話があるのか?
この業界に身を置き、それらを肌で知った人ほどバイアスがかかっていると思うことでしょう。
どちらにしてもトヨタの管理責任は十分にあるわけです。
親会社ですからね。
極論、トヨタのダイハツ部門ですから。
そのトヨタの話題となると全固体電池がありますよね?
少し前にインドでそのニュースが出たわけですが、その内容は少し前にトヨタが発表したことと同じ。
・・が、なぜかセンセーショナルに扱われています。
そのトヨタ、どれだけ全固体電池の発表を遅らせているか?
ご存知の方も多いでしょう。
でもなぜかトヨタファンはトヨタだけが全固体電池をやっていると思っており、
トヨタがそれを作ったら逆転すると言うんです。
となると、今は負けを認めるんですね???・・と思うわけですが、
そういうのは言わず、今はハイブリットが最適解・・みたいに言うんです。
もう頭痛がいたい。
尚、海外勢は量産試作に入っています・・が、トヨタからはその情報が全くでてきません。
なんででしょうね?
そういう技術的な数値の発表くらいあっても良さげなのに。。
と思ったり。
絵に描いた餅は多いんですけどね。
で、それらの方で多いのが今の電気自動車の流れはトヨタ潰しのため・・みたいな話題があります。
いや、パリ協定でそんなの頭からないよ・・と思うわけですが、
彼らの頭の中ではユーロ圏の国やメーカーが結託するんですよ。民主主義自由主義経済なのに。
どれだけ自己評価が高いねん・・と思うわけですが、実際はそんなことなく。
もしそうならトヨタに勝ち目はないということは明確ですよね。
なにせパリ協定に参加している先進国全てが敵となるわけで。
そうなると米国・中国・欧州でもトヨタ車を売れない・・ということにもなりますからね。
ほんと謎。
で、欧州メーカーがハイブリットを作れないから云々いう話がありますが、
あれも随分前に明確になってますよね?
基本一つの車に2つの主機はいらない・・というのが向こうの考えです。
そういう常識も知る必要もありますよね。
ちなみにあのラバーバンドフィールはウケてません。
わたしも大嫌いです。
それで官能的な走行感がでるわけでなく。
ちなみにあっちのマイルドハイブリットは出力の谷をなくす工夫のものです。
PHEVは走り系PHEVが多いのもご存知の通り。
でも売れてません。
それくらい、それらに対しての価値観が違うと言うことです。
そういうのは当然ですが、それに対しトヨタのハイブリッドは〜・・てのは押し付けですよね。
あ、クラウンのターボハイブリット、あれは欧州のハイブリッドと同じ考えの構造となっています。
日本ではTHSのほうが売れていますので、そのニーズの差がよくわかるかと。
ちなみに国内の国産車と海外向けはボディが違ったりもします。
昔有名だったのはサイドインパクトバーが国内向けはないとか。
86なども米国向けはリアメンバーの形状が違いますので、まぁそういうことです。
なので、海外評価がまんま日本向けにあてはまる・・とはいえないということで。
でも輸入車はその点本国仕様がほとんど。
なのでテスト結果なども信用できるんですよね。
事故ったときにその差が大きいのはそういうことなんでしょう。
ちなみに最近はヨーロッパトヨタのデザイナーが幅を効かせてます。
つまり、あれらの見た目のいいデザインってのは・・
結局ヨーロッパのセンスってことですね。
で、トヨタといえばライバルとされるVW。
ディーゼルゲートでいろいろと話題になりましたが、
あれ、日本は全く関係ないんですよね。
なぜか?
それで不正しなくても当時の日本の環境規制は軽くクリアできたので。
ただその時はディーゼルは導入されてませんでしたが。
日本のその環境規制って海外と比べて割とガバガバです。
そういうのも知っておく必要がありますよね。
あと欧州で売れなくなったディーゼルを日本に売りつけている・・みたいな話。
売りつけているのではなく、ニーズがあり、それを欲しい人が買っているわけで。
それをこういう人たちは売りつけている・・みたいにいうんですよ。
あと在庫処分。
なんで在庫処分がずーっと続くんだよ(笑・・と思うわけですが、そういう方達のボキャブラリーのなさはほんと(以下自粛
これ、電気自動車でも同様のことをいってるんですよね。
で、最近思ったんですよ。
電気自動車の件で企業のSNSに文句つけてるこう言う人たちって都市部の人じゃないよな・・と。
なぜか?
実態をわかってないから。
なんなら経済音痴。
・・とざ〜・・・と雑感を書いてみました。
信じるも信じないもあなた次第・・ですが、電気自動車シフトは変わらずダラダラ続きます。
なぜか?
そりゃ国が推していくからですよ。
それに向かっての計画もしっかりと立てられてますので、この数年で停滞・・なんてないです。
※需要の上下はありますよ。
というか、それらのネガな話題と新たな電気自動車の発表や投資の話題などが、
並行してずーっと続いているので、少なくともそれに違和感を持つことは大事ですよね。
そんなわけで、日本では今すぐに云々・・てのはないですが、
将来的には都市部から電気自動車の普及はどんどん進んでいくことでしょう。
長距離ニーズよりも短距離ニーズの方が多いわけですし。
え?日本はマンションが多いから無理?
いえいえ、半分は戸建てです。
そして都市部でも戸建てはあるんですから。
なにも全部一度に変わる必要もないですからね〜
そんな我が家は次は電気自動車の予定です。
なぜか?
長距離乗っても200km以内ですから。
ということで雑感でした。
お付き合いいただきありがとうございます。
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