みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、世はパリ協定の目標を軸とする再エネ・ゼロエミッション のカーボンニュートラルの目標に進み始めています。
そうです。まだ始まったばかりです。
「2050年にカーボンニュートラル」という絶対的な目標があり、それでは間に合わないということで、なるべく前倒しに・・というのが今の方向性。
この脱炭素を嘘だなんだいう人がいますが、これらによりそれぞれの国のエネルギー自給率があがり、分散化によるリスク低減と送電ロスの減少などなどのメリットや排気ガス汚染低減による健康被害等低減もついてくるので、その意味でもメリットがある取り組みだったりします。
ことウクライナの件でその自給率は問題になっており、日本の現状を鑑みても洋上風力はどんどん進めて前倒ししてもらいたいもんです。
ちなみに日本の洋上風力は世界から見ても遅れているのはいうまでもありませんが、2030年までの目標は10GWまで増やし、2040年には30~40GWの予定です。
2030年の目標との比較だけでも現状の100倍超となっています。
これらが現状の発電に積み増しされるので、将来的な電力不足は現状が大きく削られない限り問題ないと予想されますが、これを1年でも2年でも前倒しすることが求められてくると考えられます。
このエネルギー関連では環境汚染/排出が大きいものから規制されていく予定で石炭はそれの代表。
そして自動車もゼロエミッション が大前提になっており、「燃やす」という概念は2030年ごろにはかなり減ると予想されます。
それらの流れは非常に太く強く、現在取り組んでいるメーカーも強い意思でそこに向かっています。
それらをウォッチしている方は日本のそれらの向き合い方に疑問を持つと思います。
「ガラパゴス」という言葉がぴったりなんですが、情報が自由に取れる世界になっているのに、それらを俯瞰的に見れない・・てのはやっぱり利権があるんだろうなぁ・・と思いますよね。
ましてや企業が大きい決定をして、それが超長期計画の一部であるならそれが手のひらを返すような感覚で方向が変わるわけはありません。
それをやるなら経営陣の刷新が必要なレベルになりますからね。
でもそういうことをVWはした・・と話題になってます。
「VWの電動推進派のCEOが変わって内燃機に復帰する」・・みたいなの。
この本当の意味で根も葉もないデマがあったんですよね。
なので同時期にフォルクスワーゲン シェーファー新CEO、「ICEからEV、そしてEVから自律走行車へ」と目標を話す。というブログを書きましたが、これについて改めてロイターから発信がありました。
フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメのコメントです。
「私はeモビリティのファンであり、この道を支持しています。現在のペースを維持し、可能な場合はそれを増やします。」と。
電動化はそのまま維持し、なんならそのペースを早めたい・・とはっきり述べたわけです。
しかもeモビリティのファン・・とも。
フォルクスワーゲンの前CEOの目標は「2025年までにテスラ を追い越すこと」でしたが、それは継承しており、CEOが変わってもフォルクスワーゲンは世界最大の電気自動車メーカーになることを決意しているということですね。
まるで麦わらのなんやらみたいな感じですね。
ということで、これらの明確な情報が海外媒体から出てきており、日本で出た「手のひら返し」な話題はデマということになるわけです。
ほんとそんな話になる元なんてなかったんですけどねぇ
ポルシェ家とピエピ家云々の話はポルシェをまた牛耳りたいだけ。
そもそもそれまでも大株主でVWの方向性にモノ言えるレベルだったはずで。
そして前CEOがダメになったのはインフォティシステムの開発が遅延している件であって。
なんというか、願望が乗った印象でしょうか?
そういう記事やyoutubeの話題があれば、見誤っているということだと思います。
ちなみにわたしの情報は確度9割を目指しています(笑
みなさま、その点よろしゅうおねがいします。
そうそう、いろいろなプロフィールに「関西弁」フリーモータージャーナリスト/ブロガーと"関西弁"をいれようかと思案中。
どうしても文面に出ちゃいますので(笑
ということで、本日はここまで。
アメブロも書いてます。