みなさん こんにちは
さて、世の流れはパリ協定を軸とする電動化ですが、現在踊り場に差し掛かっています。
でも欧州ではEURO7排ガス規制がまったなしなので、電動化をどんどん進めないといけません。
・・ので、純ガソリンモデルはマイルドハイブリット化して対応しているわけで。
例えばゴルフのeTSIなどの売れ線モデル、そしてEセグメントで定番の5シリーズやEクラスなどは全車マイルドハイブリットになったのがそうです。
その結果、「欧州ではハイブリットが増えている!」となるわけです。
日本ではそういう話はないですけどね。
この欧州のカテゴリー分けですが、HEVにフルハイ・マイルドハイブリットが混同しています。
なので余計に日本では勘違いがおきそうですよね。
で、本日の話題はアメリカでトヨタはどれだけ売れているか?・・です。
最近、そういう話題がおおいじゃないですか?
すごいトヨタのハイブリットが売れている・・みたいな。
なのでそれを可視化してみましょう。
数字はアメリカトヨタやトヨタの発表している2023年の実績値となります。
まずはアメリカでのトヨタ販売はどのような販売割合か?・・をみましょう。
はいこれ。
ニュースなどではすごくハイブリットが売れているとかありますよね?
実態は全体の25%未満となっています。
この電動車は電気自動車もFCEVもHEVも含んだ数字。
その電動車の内訳は・・
この通りです。
さすがアメリカ、大きい車が多いですよね。
で、電気自動車のbZ4Xは・・比べるとわずかですよね。
アメリカでのトヨタ販売の内訳が日本と傾向が全く違うということがわかると思います。
なにせ2023年のアメリカでの新車販売1−2−3は・・
1 : フォードFシリーズ
2 : シボレー シルバラード
3 : ラム ピックアップ
とピックアップで123ですからね。
そういう市場性の違いは理解しないといけませんよね。
で、そのトヨタがアメリカでどれだけのシェアか?
これです。
2023年のトップはGM。それが13%。
トヨタは12%となります。
日本のように半分トヨタグループ・・とはならないくらい大きい市場です。
この台数(12%)だけで日本の1.34倍の販売台数があるわけです。
結果、トヨタの一番大きな市場・・となっているわけです。
で、そのうち3%がトヨタの電動車です。
ということで、アメリカでトヨタのハイブリットが爆売れ!・・・てのはあくまでも前年比での話。
全体で見た場合、まだまだ内撚機単体が多いってことですね。
でもテスラのモデルYは売れてるって聞くんだけど??? ・・と思いますよね?
先のランキングの続きを見ましょう。
4 : トヨタ RAV4
5 : テスラ モデルY 385900台
6 : ホンダCR-V
7 : GMCシエラ
8 : トヨタカムリ 290649台
9 : 日産ローグ
10 : ジープグランドチェロキー
なんとアメリカですごく売れているカムリの1.32倍テスラのモデルYが売れているんです。
電気自動車単体で。
そして13位にはモデル3がいるわけで。
その意味では電気自動車ではテスラ一強な状況になっているわけですが、内撚機がたくさんある中、ここに食い込んでいるというのは脅威以外のなんでもないですよね。
というわけで、トヨタのアメリカでの売れっぷりを可視化してみました。
どうでしたか? 思ってた通りでしょうか?
ほとんどの方は知らん数字でしょうね。
そのはずです。 日本の媒体はこういう報じ方しませんから。
ということで、本日はここまで。
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