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みなさん こんにちは。
さて、昨日は日本の自動車メーカーの認証制度に対する不正が発覚しましたね。
これ、本質的になにがあかんといいますと、試験のルールを都合よく捻じ曲げたことなんですよね。
で、どんな言い訳を並べてもルールを破った以上説明にならんのです。
まさに犯罪者の言い訳と同じ。
そして国の基準が厳しいから・・とか、それ以上の基準でやってるから・・なんていうのは論外な考え方。
基準は基準です。
それをちゃんとやるという前提での特権が与えられているのが自動車メーカーなので。
そもそも、国の基準が厳しいといいますが、海外で話題になった諸々の件は日本では該当しなくらい、日本はゆるいんです。
そしてそれ以上の基準でやっている・・てのは海外モデルだけであり、国内モデルがそのようにしているというエビデンスなんて1mmも示されておらず、それ以前にまずは条件守れや!・・というのが大事なわけで。
中には日本の基幹産業を国は潰す気か!・・みたいな頓珍漢な話を見ますが、その比率を考えればそうはならないですし、
そもそもその原因を作ったのは誰やねん?・・と。
そんなアホな論点ずらしは話が多く辟易します。
その内容からその程度の悪質さの差があるわけですが、ぶっちゃけホンダやヤマハはやさしいもんです。
なにせ騒音試験と警音試験のついてですから。
つまりプーっという音の結果の記載とブーン!・・という音の虚偽なので実害は正直ありません。
それらはフェラーリよりも静かですし(極論
ですが、強烈に悪質なのはトヨタとスズキとマツダ。
(1)トヨタ自動車株式会社(※調査継続中のため、現時点で判明している不正行為のみ記載)
現行生産車3車種について、歩行者保護試験における虚偽データの提出等
過去生産車4車種について、衝突試験における試験車両の不正加工等
これ、あくまでも現時点での話。
タチがわるいのは衝突試験の不正加工。
理由は言わなくてもいいですよね?
そしてこれ以外にもエンジンのROMチューンもやってました。
出力カーブをいじるってのは昔から正直よく聞く話ですが、それが明るみに出たということです。
そしてマツダ。
(2)マツダ株式会社
現行生産車2車種について、出力試験におけるエンジン制御ソフトの書換え
過去生産車3車種について、衝突試験における試験車両の不正加工
はい、言わずもがな悪質です。
エンジン制御ソフト云々はVWのディーゼルゲートをバカにできない話。
(3)スズキ株式会社
過去生産車1車種について、制動装置試験における試験成績書の虚偽記載
そして鈴木はブレーキ制動についての実際より距離を短くしたという。
その結果、トヨタはヤリスクロス他の車の出荷が停止となっています。
はい、このヤリスクロス、海外版とは見た目同じでもフレームや足回りが実は国内仕様になっています。
なので海外版は問題ないわけで。
ここなんですよね。
国産車の怖いところは。
海外のほうが基準が厳しいので対衝突でもボディの幅や補強がされています。
欧州仕様が幅が広かったり、アメリカ仕様のリアメンバーが太く幅広だったりするのがそれ。
日本仕様はある意味デチューンされていたりします。
なので海外の日本自動車メーカーの車の評価が日本で売っているそれに完全にマッチしないってのは、知っている人は知っていますよね。
よく輸入車のボディのほうがしっかりしている・・という話がありますが、その真実は海外のほうが基準が厳しいからです。
そして日本は良くも悪くも自動車メーカーが多く、日本独自仕様を入れるまで需要もないので、
本国仕様がローカライズされて入ってくることがほとんどなので、本国と同じ信頼性が得られるというわけで。
ここが輸入車のいいところだったりします。
死にたくないから輸入車に乗る・・てのは一理あるわけです。
さて、改めて国土交通省の一覧をみましょう。
この調査中がどのように変わるか?・・ですよね。
スバルが実際どうなんだ?・・と思いますが、今やそんなことをする規模ではないのかもしれません。
共通化の嵐ですから一つ引っかかると全部アウトなメーカーですから。
で、輸入車勢。
これらがなぜこんな状況か?
これは簡単なんですよね。
自動車メーカーでなくインポーターとなっていますよね?
つまり輸入している日本総代理店という言い方でメーカーとは意味が違います。
で、そのインポーターは本国に発注して日本に車を入れているわけですが、型式ごとに都度認証を取っています。
もちろんそれは本国のデータが元となるわけですが、輸入車といえば年次変更。
それごとに認証も取っているわけで。
で、そんな個別に対応するので、認証が通らずに販売が遅延することもしばしば。
つまり、ある意味これらの輸入車は国産車よりも厳格に検査されていると言えるわけで。
なので日本に入ってきているディーゼルも日本国家がしっかりと認めたユニットと環境性能ということですね。
で、マツダのディーゼルはどうか?
豊田自動織機のディーゼルはどうか?
これは比べるとガバガバとも言えます。
注)故障率やリコールの内容は別の問題です。
そんな感じですが、トヨタの対象の中にアイシスの衝突試験方法の誤りというのがあります。
この車、両側スライドドアでそこの剛性がなく、ルーフにクラックやしわが入ると有名でしたよね。
やっぱ見た目のままだったと思うわけですが、やっぱり不正してたのね・・とマジで思うわけで。
そして天下のクラウンではエアバックをタイマーで。、そしてレクサスRXは出力調整。
これでトヨタを信用できますか?・・・なくらいの内容だったりします。
ついでにマツダもエアバックを外部装置で起爆。
そして点火時期補正をしないというロムチューンとか。。。
もうガバナンスがガバガバやん・・・と。あ、言いたかっただけです。
そんなわけで、色々と影響はありそうですが、うまく誤魔化されていくように思います。
ただし、今回は国交省はかなりマジで激おこ。
どうなっていくんでしょうね?
結論:やっぱやってたのか。
そして一言。
国交省に文句をいうのは完全にお門違い
本日はここまで。
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