さて、日本は2030年までにBEV/PHEV用の充電設備を現在の約5倍の15万基に、
※うち3万基は急速充電設備
FCV用の水素ステーションを同約6倍の1000基程度に増やすとしてます。
15万基対1000基。
どう考えても運用はプラグインカーのほうが楽なわけです。
それに自宅充電もできるわけで。
あとはその運用について、生活をそれに合った形に変えれるか?・・がミソに思えますよね。
でも水素もいけるんだぁ〜!・・とか思っている方もいるでしょう。
その水素ステーションの数のボリュームがどんなものかよくわかる比較対象がありました。
LPガススタンドです。
年々減っていってはいるLPガススタンド、
タクシーなどで今でも多い燃料タイプとなりますが、
タクシーがハイブリットなどに置き換わった結果、右肩下がりです。
平成31年度で1396箇所未満くらい。
はい、1396ヶ所。
水素ステーションの計画は2030年に1000基。
つまり、2030年まで時間をかけて設置しても現状のLPガススタンドより水素ステーションは少ないわけです。
※方や「ヶ所」、もう一方は「基」なので水素ステーションのほうが比べ方は甘めと思ってください。
1ヶ所2基とかあるでしょうし。
今、みなさんが感じるLPガススタンドの数よりも少ないとなると如何でしょう?
絶対に支障出ますよね。
そして水素ステーションは2030年まで増えていったとしても現状のLPガススタンドより確実に少ないんです。
そう考えると、やっぱ事業用がいいところか・・とか思いますよね。
ちなみに本日時点で水素ステーションは計画中合わせて166ヶ所です。
つまり、 LPガススタンドの現在の軒数の約12%程度。
数だけでいうと、水素ステーションはLPガススタンドにたどり着くまで8.3倍の労力が必要ということになります(テキトー)
しかも2030年でも現状のLPガススタンド以下の利便性てことです。
うわぁ・・と思いますよね。
ちなみに2020年度のガソリンスタンド軒数は2万9005件。
これと比べるとLPガススタンドも水素スタンドもニッチな存在なのがわかりますよね。
ぶっちゃけ「共感より利便性」でしょ。
今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。