さて、世は電気自動車の流れとなっていますが、日本では相変わらずのネガキャンが蔓延っています。
でも最近は媒体の方向性も何気に変わり、今日はネガキャン、明日は肯定ネタ・・みたいなのも。
なにはともあれ、海外で起きているその事象、日本もおっかけることになるわけで。
それはメーカーの苦労や需要の停滞、そして新興企業の躍進・・などです。
日本は基本海外の5年遅れで市場形成がされていく傾向がありますが、まさのその流れが2026年あたりから出てくるということになりそう。
・・が、先行者はそのころは安定期に入っていると思われ、日本自動車メーカーだけ四苦八苦するという可能性も。
もちろん、日産やホンダは別ですが。
それらで紆余曲折ありつつも進めている欧州。
決して内燃機への回帰が起こっているわけでなく、電動化をすすめつつ現状を乗り越えるべく工夫が始まっています。
VWの操業調整などもその一つです。
このあたりは期待がおおきすぎた結果の現時点での需要に対してマッチする規模への修正・・なわけですが、
日本では「失速」という声も。
長らく見ているとそれは違うということが肌感覚でわかるわけですが、そもそもその柱にパリ協定があり、
国際合意している流れがあるということを否定派は理解しないといけないと思います。
つまり、使える使えないじゃなく、そのようにシフトしていく・・ということです。
その前提はゼロエミッションとなるわけで、その前提では内燃機は水素含んでダメだ・・というのをわかる必要がありますよね。
え?e-Fuel? だからそれ、再エネ由来の水素を使わないといけないんですよね?
その再エネの電気をそのまま使って走る方が効率いいんですよね〜
で、その電気が安くならないとそれらの価格の下落はないわけで。
そうなると、電気自動車のほうがより有利になるわけで。
ちょっと考えればわかる話。・・が、なぜかそうじゃ無いのが反対派。
ほんと面白いですよね。
ちなみにバッテリーのリサイクルは大前提ですから、今更「バッテリーのリサイクルが〜」とか言うてる方は情弱決定です。
バッテリーの材料が〜・・と言うてる人はもっと情弱です。
銅をどうするんだい?・・のほうがまだまだ理解できる話。 ※現時点でもリチウム>銅です。
そして出てくる中国の(事業失敗した企業が放置しているだけの)EVの墓場の話。
この話をする人は俯瞰的にものを見れず、そして中国の市場、そしてその事象がBEVでなくても起きるということに気づかない人・・ということになります。
まぁ、反対するための反対なので理屈がおかしくなるんですよね。
結論とすれば、嫌なら乗らないければいいじゃん、でもその嫌なのを他の人に強制するのはあかんでしょ?・・な話。
尚、現在懸念されているリセールですが、メーカーは買い支えますよ。
そうでないと相場が暴落しますので。
ちなみにBEVの中古なんてどこも買わないから売れない・・は完全にデマです。
ちなみに日本ではここ数ヶ月BEVの中古相場が上がってたりします。理由は不明(笑
で、本日の話題。
業界団体ACEAが来年2024年の見込みを発表しました。
シンプルに結果を。
2024年、電気自動車は43%増加する・・と。
つまり、日本で言うBEVの停滞はないということになりますね。
詳細は現状予想される2023年のシェア14%から20%に増加。
これが前年比で43%増加ということですね。
市場全体の成長はわずかと予想されています。
これらの方向性は廉価なBEVが重要と各メーカーが発言しています。
ということで、来年以降はそれらの展開が重要ということですね。
具体的に言うとBセグ、Cセグの車両となりますが、価格を下げたニーズにあった製品・・ということですね。
すでにそれらのスケジュールは立っているので、それらが楽しみですよね。
で、2024年のヨーロッパの成長率は約2.5%。
販売台数は1070万台との予想でこれらは銀行やエコノミストなどアナリストも同様の数字を示しています。
で、このように締めくくられています。
もう後戻りはできない
将来的に水素やe-Fuelの余地があろうが、ゼロエミッションにする流れはもう止められません。
それはルールに書かれているから。
早い話、それがパリ協定を軸にしたルールということですね。
もちろん浮き沈みがあるということは前提になっています。
ということで、基本的な流れ、そして普及のスピードは上がっているとはいえ、予想よりは低い・・となっています。
欧州の自動車メーカーも真面目に向き合っている・・とはいえ、色々大変な状況といえましょう。
そしてそれらにトヨタ云々の陰謀論につきあう暇なんてないわけで。
そんなわけですが、結局はインフラと価格がキモになりそうです。
本日はここまで。
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