自動車メンテナンス(一般)

アイドリングストップをストップさせよう! 〜バッテリー劣化の大きなきっかけを作っているという事実〜

 

さて、皆様、バッテリーの突然死というのを聞いたことがあるでしょうか?

これ、昔の車なら割とどうにでもなったんですよね。

マニュアルなら押しがけもできましたし。

ちなみに押しがけの方法は

ニュートラルで押す→慣性が残って進んでいる状態でサッと乗り込む→クラッチを切り2速へシフト→ドン!っとクラッチを繋いで直ぐにクラッチを切る。

おおよそこんな感じで進めるとエンジンがかかります。

大事なのでクラッチを繋いで直ぐに切ること。

なぜか?

かかったエンジンよりも低い回転数で抑えることになるので。

かかるものもかかりません。

ドンと繋いでキッカケを与え、かかったら即クラッチを切る・・ですが、そのかかったエンジンにすぐに反応できるくらい人は早くないので、

逆に一瞬だけ繋いでクランクを回るようにするということですね。

 

少しでも回ればダイナモで発電。それで着火できますので。

 

・・て、もうこんなことする人ってオートバイくらいかもね?

 

で、今の車でバッテリーの突然死が多いように感じるのは、昔みたいに電気が暗くなるとかの予兆なくエンジンがかからないのでそう思うんでしょう。

予想ですけどね。

 

それはなぜか?

自動車のほうがエンジンをかけるのを諦めるから・・です。

簡単に説明すると、電圧低下するとスタートボタンを押してもセルを回そうとしないんです。

そして回っても電圧が規定値よりも低下したらそこで諦めるんです。

 

最近のプッシュスタート式ほとんどがこんな制御になっています。

 

昔みたいにセルを回し続けることができないんですよね。

 

 

で、その結果、かかる前にセル停止。そして再度セルを回してもより悪い状況になり停止・・となりバッテリーが上がった状態になるわけで。

 

 

そんな状況にわたくし少しまえに遭遇しまして、割と大変な目に。

 

 

おかしいなぁ・・バッテリーパルサーつけてるのに・・と思ったんですが、それの理由をしっかり考えてある結論に達しました。

 

それは・・

 

「アイドリングストップ、(やっぱり)あかん!」

 

 

バッテリーが劣化するのは電気を放電している時ですよね。

その際にサルフェーションが発生するんです。

 

で、充電している際にそれらは再度バッテリー液に戻るわけですが、

それが戻りきらずに結晶化して残り、電気の通りがざっくり言うと悪くなり、性能が低下する・・わけです。

 

最近のアイドリングストップ対応のバッテリーはEFBやらAGMやらありますが、

それらは再始動時に大きなパワーが出るようになった構造のもの。

そして急速充電対応です。

 

アイドリングストップする車は充電制御で割と急速充電レベルで充電されてたりするわけで。

 

でもバッテリーは急速充電に弱いですよね?

それは対応品であれ、大前提は同じ。

 

となると、アイドリングストップを使っている場合、

順調に劣化が進んでしまう・・ということですね。

 

 

バッテリーパルサーの意味は?・・てなりますよね?

バッテリーパルサーは一定電圧以上でないと動作しません。

バッテリーが弱るほどその動作は少なくなると言えます。

アイドリングストップを常用しているとバッテリー容量が減ったりしている環境になりやすく、

その結果、動作時間も短くなり効果も得にくくなる・・と思われ。

 

つまりアイドリングストップにより

・放電多め

・急速充電多め

・劣化早め

・結果、バッテリーパルサーの動作環境から外れ・・

 

となるわけで。

 

完全に負のループが存在する・・ということですね。

 

 

そんな状況になったので・・

 

 

この充電器を買い、合計30時間ほどパルス充電を敢行。

もちろんバッテリーパルサーは繋げたまま。

 

もちろんモードは超低速充電となります。

すると充電器からのパルスとバッテリーパルサーのパルス2つが稼働する・・ということですね。

 

 

その結果、アイドリングストップを使わない前提でいけば完全にバッテリーは復活となりました。

 

 

数値としてはじわじわ回復している感じですが、このレベルでも全く問題なくエンジンがかかります。

※この数値は13時間経過後くらい。

 

もちろんアイドリングストップもしますが、スイッチでOFFにしています。

それで電圧降下して同じスパイラルに突入するのもいやなので。

 

そんなわけで、Amazonのブラックフライデーで新品バッテリーを買ったのに、いまだに交換せず(苦笑

 

ちなみにアイドリングストップをストップして運用すると、

充電制御もなだらかになり急速充電はほどんどされていない模様。

 

結論からすると、バッテリーの負荷が超絶に少なくなるということですね。

 

 

このバッテリーの件はまた話題にしますが、なんにせよアイドリングストップはそう言う意味でバッテリーにきつそうなので、突然死が嫌なら回避するほうが良さげです。

そしてバッテリーパルサーの併用は重要かと。

 

 

そんな感じですが、ここ数十年バッテリーを交換していない私。

久しぶりにバッテリーが上がるという状況になったわけですが、なぜ今までは大丈夫だったか?・・を考えると、

今までの車はアイドリングストップが無かったり、あってもカットしていたので。

そういうのもあって、今回の結論に至ったわけです。

 

ちなみにディーゼルエンジンのほうがその突然死に遭遇しやすいかも?・・しれません。

理由は簡単。

圧縮比が高く、セルを回すにもパワーがいるので。

 

つまり、圧縮比が低く回りやすいガソリン車のほうがエンジン始動不良に会いにくい・・ということですね。

 

そんなわけですが・・

 

 

新しいバッテリー、どうしたものか・・(苦笑

積み替えて古いバッテリーがどこまで再生するか?試したみるとか??

 

 

本日はここまで。

 

 

 

 

 

 

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