ル・ボラン（LE VOLANT） 2024年3月号 Vol.564 【電子版限定特典付き】 ［雑誌］ ル・ボラン (LE VOLANT)
みなさん こんにちは！
さて、世の流れは電気自動車です。
その流れが緩やかになろうが、少し停滞しようが、将来的には環境規制の都合でそのようになります。
その流れの中で各メーカーがいろいろな動きをしているわけですが、北米ではその電気自動車の充電方式の主流がテスラのNACSになりつつあります。
これはその利便性と充電速度、安定性が他と比べてずば抜けているからだと思いますが、デファクトスタンダードになるのであれば、それを採用する必要がありますよね？
ということで、各メーカーは北米仕様はテスラのNACSコネクターを採用する流れが加速しています。
そんな中、巨大企業ステランティスがついにNACSを採用することを正式に採用することを発表しました。
ちなみにNACSはSAE J3400というコネクタ名が付くようになるんですが、これはアメリカがそのコネクタを独自のものでないとした処置となりますが、
そのコネクタをステランティスは2025年から一部モデルから採用するとのこと。
つまりは、BEVやPHEVの環境については2025年以降も計画的に変わっていくということであり、
これらはそれらの普及と販売に必須ということになるわけで。
海外企業の長期計画ってマジで長期ですが、今回のカーボンニュートラルについては2035年まで絵が描けている企業が多いので、
そういうのを知っていると「うん、これも予想通りだよね」になるわけで。
ただし、テスラのスーパーチャージャーネットワークへの接続については現時点ではまだ未定らしく、この辺りが交渉の難しいところなんでしょうね。
※テスラのスーパーチャージャー以外の急速充電でもNACSコネクタを採用するので、それらをターゲットにしている可能性もあり
そんなステランティス、電気自動車のリリースも順調に進んでいる模様。
そのステランティス会長は当初トヨタ現会長と同じようなことを言っていたこともありますが、今では見事に封印されています。
なんやいうて面白い企業なので、今後の動きが楽しみですね。
本日はここまで。
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